浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第33章 スペースコロニー
(1)
地球から飛び立つ小型の旅客シャトル
天へ昇るような滑走路から凄まじい加速で重力の呪縛からとき離れていく
シンガポールから飛び立ったシャトルはぐんぐんと上昇していく
赤道に近いシンガポールからは遠心力も加わって、地球の重力から比較的短時間で大気圏を離脱できた
シャトルのシャッター窓が降りていく
外には大きな水の惑星、地球
そして
いくつかの機械の残骸デブリが浮かんでいる
過去に行われた戦闘の跡
シャトルはそれらをかわしながら衛星軌道上まで到達する
いくつかの観測用人工衛星の横をすり抜けて、窓の向こうの方に巨大な人工物が見えてくる
衛星軌道上に配された宇宙ステーション
シャトルや連邦の戦艦までが駐留出来るほどの巨大さだ
白と茶に塗り分けられたその宇宙ステーションはまるで巨大なソフトクリームのように見える
宇宙ステーションはどんどん大きく見えてきて、シャトルは点滅した接続デッキに向かう
バシュッ!バシュッ!と小刻みなエアーを噴出させ姿勢制御されるとそのまま接続デッキのほうから巨大なアームが伸びてくる
後から連絡通路、長いボーディングブリッジが旅行客を誘導してくれる
小型シャトルは無事に地球から離れ、宇宙ステーションへ到着した
地球から飛び立つ小型の旅客シャトル
天へ昇るような滑走路から凄まじい加速で重力の呪縛からとき離れていく
シンガポールから飛び立ったシャトルはぐんぐんと上昇していく
赤道に近いシンガポールからは遠心力も加わって、地球の重力から比較的短時間で大気圏を離脱できた
シャトルのシャッター窓が降りていく
外には大きな水の惑星、地球
そして
いくつかの機械の残骸デブリが浮かんでいる
過去に行われた戦闘の跡
シャトルはそれらをかわしながら衛星軌道上まで到達する
いくつかの観測用人工衛星の横をすり抜けて、窓の向こうの方に巨大な人工物が見えてくる
衛星軌道上に配された宇宙ステーション
シャトルや連邦の戦艦までが駐留出来るほどの巨大さだ
白と茶に塗り分けられたその宇宙ステーションはまるで巨大なソフトクリームのように見える
宇宙ステーションはどんどん大きく見えてきて、シャトルは点滅した接続デッキに向かう
バシュッ!バシュッ!と小刻みなエアーを噴出させ姿勢制御されるとそのまま接続デッキのほうから巨大なアームが伸びてくる
後から連絡通路、長いボーディングブリッジが旅行客を誘導してくれる
小型シャトルは無事に地球から離れ、宇宙ステーションへ到着した