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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第35章 秘密警察の「人狩り」

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タオの陰部に舌を這わせると、仔犬のように甲高い声で反応してくれる


ノマのの小柄な割りに豊かな胸は張りがあって、すぐに身悶えしてくれる


そして二人は同時にソニアの身体を舐めあげていく


果てしない愛撫の攻めが続き、ソニアは毎回激しい絶頂を迎えてしまう


戦闘でのストレスを発散するにしては、2人からの愛撫は激しい刺激だった


常に感情を高ぶらせてばかりいるので精神的にも疲労感が続き、ついに身体を起こせないくらいまで疲弊しきっていた…



そんな状況のときに限って、大事件が起きてしまうものだ



ブリーフィングルームに緊急徴集させられる


パイロットだけではない、メカニックマンも、作戦ルームクルー、エンジニアスタッフ、みなが一同に集められた


大部屋のハズだが押し合い状態になっていた


そこでハンズィ艦長から告げられた衝撃の事実



「ここに小惑星フィフス・ルナが落ちてくる」


ざわめきたったのは数秒間で、すぐに作戦が伝えられた



「出来る限り民間人を乗せて、ギリギリの時間まで救援活動をする!
 そして大至急、ここを離れる!
 中ががらんどうのコロニーが落ちてくるレベルでは無いぞ!
 恐竜が絶滅するレベルの大災害は確実だ!

 衛星軌道上では連邦軍の主力部隊が阻止作戦を展開しているが、すべての核パルスエンジンを止めることは困難かもしれない!

 おそらく攻撃目標は連邦政府のあるチベット、ラサ
 そこからほど近いここネパールも修整落下地点に入る
 確定ではないが、落下してくることを想定して民間人の避難活動を実施する!」



新生ネオ・ジオンはサイド1のスペースコロニー〈スウィートウォーター〉を拠点に独立戦争を宣言

地球の衛星軌道上にあった鉱物資源用の小惑星〈フィフス・ルナ〉を移動させ、連邦政府本部のあるチベットへ質量攻撃を開始したのだ


〈地球寒冷化作戦〉が始まろうとしていた!



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