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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第38章 サイコ・クラングの逆襲

(1)

巨大な小惑星が地球圏へ迫る


新生ネオ・ジオンが秘密裏に連邦政府から買い取った小惑星アクシズ


本来ならばのルナツーでの武装解除とともに和平交渉を済ませた筈であったがネオ・ジオンはそれらを反故にした


そのままルナツーから古い核パルスエンジンを強奪したネオ・ジオンはアクシズを地球圏へ移動させる


連邦軍の中核ロンド・ベル部隊は非合法の核ミサイルを放ったもののアクシズの進行を止めることは出来なかった…


前回の小惑星フィフス・ルナの落下により地球はすでに暴風雨の惑星と化していた


次々と地球圏から脱出する人々


地球の民間企業を母体とした〈企業連合トランキュリティ軍〉は営利目的で活動している組織のため、地球から人口が減るとスポンサー、パトロンたちが離れていくことになり、連邦だけでなくネオ・ジオンとも対立することになる


〈トランキュリティ〉は各地域の宇宙港を制圧していき、民間人の流出を阻止しようとしていた…



アジア圏で巨大なプラットフォームとなっていたニューホンコンはまさに戦場となっていた


宇宙港を奪おうとする〈トランキュリティ軍〉

阻止しようと奮戦する〈連邦軍〉

頭上からは〈ネオ・ジオン〉の小惑星アクシズが今まさに落下せんとしていた


ニューホンコンの宇宙港制圧に移動要塞〈グール〉が参戦し、連邦軍を蹴散らしていく


地上の連邦軍はまったく歯がたたない状況だった



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