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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第38章 サイコ・クラングの逆襲

(2)

移動要塞〈グール〉からは多数の量産機〈クラング・ハイノート〉が飛び交い、連邦軍の旧型〈クラング〉はまったく抵抗出来ない


万が一、エース級が孤軍奮闘してもそこには〈クラング・ハイノート〉のカスタム機〈サイスクロー〉を駆るアモット兄弟に撃破されていった…


連邦軍は地上部隊だけでは歯が立たず連邦空軍のアジア部隊〈キュール・シュランク〉に増援を要請


ネパールから駆けつけた浮遊空母〈キュール・シュランク〉だが彼らの目の前には倍以上の巨体〈サイコ・クラング〉が現れたのだった!



〈サイコ・クラング〉は胸から3連メガ粒子砲を放ち、圧倒的な力を見せつけていった



〈サイコ・クラング〉のコックピットには専任パイロット、クーとともに〈グール〉の指揮を執る妙齢の女性幹部、アースラも乗り込んでいた


「あぁ、素晴らしい……クー・ヴァン・クー!お前も、そしてこのサイコ・クラングも!」


アースラは快楽に溺れていた


コックピット内で若々しい少年クーに貫かれながらマシーンを操作している


ティーンエイジャーぐらいの少年クーに熟女とも言えるアースラが背後から交わっている


ふたりは一糸まとわぬ姿で乗り込んでいた


少年クーは眼を見開いたまま既に意識は朦朧としており、目の前の女体を犯す本能だけの状態


そしてアースラはその肉感的な身体を揺らされながら若いオトコとのセックスに夢中になっている



クーは〈エターナル計画〉の被験者になったもののその能力を維持するために異常なまでの性欲の昂ぶりに突き動かされる羽目になってしまっていた


それは日常生活もままならず、仕方なく自らコールドスリープさせ出動要請のときのみ覚醒させられるようになってしまっていたのだ


アースラは連邦に所属していた頃、クーと出会い作戦指揮をとったことがある


当時の荒々しい性交がアースラには忘れられない


アースラはクーを奪取するためトランキュリティ軍に寝返り、トランキュリティ軍のサイコ・クラング捕獲作戦の総司令官に名乗りをあげたのだ



アースラもまた快楽に飲み込まれていく…


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