浮遊空母~ぼくの冷たい翼~
第40章 最終決戦〜①クラング・スクリームの猛攻
(9)
アンジェラ隊、ソニア隊に大きな損害が出たものの駆けつけたハンズィ隊、ラルフ隊により宇宙港の防衛は死守された
特にラルフ隊の副長、アニーカ・カリードと、戦線復帰したソニア隊の副長ノマ・ナッジール
ふたりの強化人間による〈プラガーシュ〉の遠隔兵器“スティッキー”の攻撃を前に、
アレクの〈グライテン〉、キアラの〈スクリーム〉も一時後退せざるを得なかった
トランキュリティ側も押しているとは言え、主力二機の攻撃力だけが桁外れなだけであり、量産機のクラング・ハイノート部隊は戦局を大きく変えれる程の戦力を持っていないのだ
エース機が乏しいトランキュリティ軍側と、エース機が充実している連邦アクセプト軍ではまだまだ連邦側に分があった
アレクとキアラが後退してからというもの、一進一退の攻防が続き、宇宙港ではミサコか搭乗する予定の宇宙ステーション行きのシャトルは発進出来ないまま待機命令が下っていた
その頃キュール・シュランクではソニアとアンジェラ、そしてキャロラインとドロレスの治療が行われていた…
また格納庫では回収された機体の突貫工事が始まった
ソニア機の〈プラグ・アインファッハ〉はパイロット同様に損害が大きく、修理よりもコックピット周りの〈プロトタイプ・サイコフレーム〉の回収が優先されている
アンジェラ機の〈サイコ・フリーゲンF5〉も同様だ
キャロラインの〈プラグ〉、
ドロレスの〈F5〉は軽微な状態だったため修理と整備に非番メカニッククルーがまわされ一応の再戦が可能となりそうだ
マリコの〈F4〉可変機も比較的損傷は軽く、ノマの〈プラガーシュ〉とともにアンジェラ隊ソニア隊の合同編成が再び組まれることになりそうだ
防衛戦を終えたハンズィ隊・ラルフ隊に代わり、ヴァイカート率いる第3部隊と第4・5の合同編成が代わりに前線へ飛び立った!
ニューホンコンの前線は過酷な状況となっているところへ、新たな情報が舞い込んできた
戦場は〈マグリッド部隊〉のみならず、突如〈シュメッターリング〉の部隊が参戦してきたのだ!
空飛ぶ要塞〈グリメット城〉が英国から割り込んで来たことによりますます厳しい戦局となる!
〈キュール・シュランク〉部隊
〈マグリッド〉部隊
そして〈グリメット〉のシュメッターリング部隊
三つ巴の戦い!
アンジェラ隊、ソニア隊に大きな損害が出たものの駆けつけたハンズィ隊、ラルフ隊により宇宙港の防衛は死守された
特にラルフ隊の副長、アニーカ・カリードと、戦線復帰したソニア隊の副長ノマ・ナッジール
ふたりの強化人間による〈プラガーシュ〉の遠隔兵器“スティッキー”の攻撃を前に、
アレクの〈グライテン〉、キアラの〈スクリーム〉も一時後退せざるを得なかった
トランキュリティ側も押しているとは言え、主力二機の攻撃力だけが桁外れなだけであり、量産機のクラング・ハイノート部隊は戦局を大きく変えれる程の戦力を持っていないのだ
エース機が乏しいトランキュリティ軍側と、エース機が充実している連邦アクセプト軍ではまだまだ連邦側に分があった
アレクとキアラが後退してからというもの、一進一退の攻防が続き、宇宙港ではミサコか搭乗する予定の宇宙ステーション行きのシャトルは発進出来ないまま待機命令が下っていた
その頃キュール・シュランクではソニアとアンジェラ、そしてキャロラインとドロレスの治療が行われていた…
また格納庫では回収された機体の突貫工事が始まった
ソニア機の〈プラグ・アインファッハ〉はパイロット同様に損害が大きく、修理よりもコックピット周りの〈プロトタイプ・サイコフレーム〉の回収が優先されている
アンジェラ機の〈サイコ・フリーゲンF5〉も同様だ
キャロラインの〈プラグ〉、
ドロレスの〈F5〉は軽微な状態だったため修理と整備に非番メカニッククルーがまわされ一応の再戦が可能となりそうだ
マリコの〈F4〉可変機も比較的損傷は軽く、ノマの〈プラガーシュ〉とともにアンジェラ隊ソニア隊の合同編成が再び組まれることになりそうだ
防衛戦を終えたハンズィ隊・ラルフ隊に代わり、ヴァイカート率いる第3部隊と第4・5の合同編成が代わりに前線へ飛び立った!
ニューホンコンの前線は過酷な状況となっているところへ、新たな情報が舞い込んできた
戦場は〈マグリッド部隊〉のみならず、突如〈シュメッターリング〉の部隊が参戦してきたのだ!
空飛ぶ要塞〈グリメット城〉が英国から割り込んで来たことによりますます厳しい戦局となる!
〈キュール・シュランク〉部隊
〈マグリッド〉部隊
そして〈グリメット〉のシュメッターリング部隊
三つ巴の戦い!