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浮遊空母~ぼくの冷たい翼~

第45章 あとがき

【シンシアの話し】

憧れの上司

天才パイロット

そして美少女


こちらも自分的にはお気に入りのキャラクターです


ネーミングの由来は日本のガールズ・ヘヴィメタルバンド〈シンティア〉から拝借しています


寡黙なキャラクター

なのに新人のナオトには優しく接していき、だんだんと心を通わせていきます


ナオトと同室になる頃には完全に心を開いているのに、まだ恋人未満というところが書いていて楽しいキャラクターでした


またナオトの臨死シーンでもふたりの意識が繋がっていくシーンは個人的にもお気に入りのやりとりです


シンガポールの養生シーンぐらいから徐々に存在感が消え始めてしまうのは、ひとりで動かないキャラクターだったのかもしれません


やはりナオトとペアにならないと動いてくれませんでした


宇宙へ行ってからも、ナオトの横に居てるお地蔵さんみたいになってましたね(苦笑い)


戦闘シーンでは毎回美味しいところをもっていくエースパイロットなのでヒロイン然としていますし、もし扉絵みたいなものを表紙に描くとしたらこのシンシアが前面に出てくるような気がします


エヴァのアスカみたいな立ち位置で、販促物に仕立てやすいビジュアルを想定していました


本人は「呪われた女」としてメーテルっぽい悲しみの十字架を背負ったように出てきますが、


物語として「どうすれば解放されるのか」まで描ききれなかったのは自分の力量の無さだと思います


やはり基地内で同棲していたときがいちぱん書きやすくて、楽しそうだなと思います


宇宙編で数回ナオトとのセックスシーンを軽くさわり程度に書いていますが


ノッてこないのはボク自身に少女趣味が無いことと、ふくよかで豊満な熟女趣味なためだと思います(笑)





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