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ホットミルク

第2章 先生


「先生、遅いよ?」

イタズラっぽく笑う
彼女がいた


「…あ…あぁ、ゴメン、これでも急いで来たんだ。」


バクバクバクバク…
心臓の鼓動が速くなっている

耳に心臓があるみたいだった…


走ってここまできたせいだろうか

いや、違うよな


きっと彼女のせいなんだ


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