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幼なじみと○○

第3章 ふたりきりで。

「ただいまー」

「…お邪魔します」

玄関先でただいまの挨拶をするとリビングから母親が出てきた。

「おかえりなさ…って綾ちゃん!久しぶりねぇ、小学校以来じゃない?大きくなったわね!!」

「お久しぶりです」

そういえば綾は小学6年生あたりから俺の家に来ることがなくなった。

なぜか誘っても断るようになったのだ。

「ほら、いつまでも玄関にいないで部屋行きなさい」
      
「あぁ、うん」

母親に急かされ俺の部屋に向かった。

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