暗闇で恋しましょう
第10章 お買い物3
私は何一つ納得していないというのに!!
というか大体、こんな口塞いで女の子引き摺るような男ですよ。
まともな訳ないのに、何故お姉さんはその行動を見てもなお、止めず花を飛ばしてるのか!
「んんんっ!!!!」
何もかも気に入らなくて、文句の1つや2つ言いたいのに言葉は出ず。
じたばたしたり、ひぃちゃんの手を引き剥がそうと試みるも塞ぐ手は退いてくれない。
というか、単純に息苦しくなってきた。
「んん、んんんーん」
それを察してくれたのか、ぴたりと歩みが止まり手が離れた。
言ってやると口を開こうとした時。
「………悪かった」
そんな言葉が私の耳に届く。
だそうと思った文句は愚か、単語1つ出てこず。
私の口はぽかんと開いたまま。
だって、こんな素直に謝られるなんて、思ってもみなかった。
何にしろ、放送のことが、先だとばかり。
「………っ…あー……なんだ。今回は俺が全面的に悪かったから。お前のあの判断も悪くなかったと思うし」
「……………来る途中、腐ったものでも食べたの?」
「はあ?」
こう思っても仕方ない。
謝るどころか褒められるなんて。
こんなひぃちゃん見れるなんて、ある意味嬉しいけど、ある意味気持ち悪い。
というか大体、こんな口塞いで女の子引き摺るような男ですよ。
まともな訳ないのに、何故お姉さんはその行動を見てもなお、止めず花を飛ばしてるのか!
「んんんっ!!!!」
何もかも気に入らなくて、文句の1つや2つ言いたいのに言葉は出ず。
じたばたしたり、ひぃちゃんの手を引き剥がそうと試みるも塞ぐ手は退いてくれない。
というか、単純に息苦しくなってきた。
「んん、んんんーん」
それを察してくれたのか、ぴたりと歩みが止まり手が離れた。
言ってやると口を開こうとした時。
「………悪かった」
そんな言葉が私の耳に届く。
だそうと思った文句は愚か、単語1つ出てこず。
私の口はぽかんと開いたまま。
だって、こんな素直に謝られるなんて、思ってもみなかった。
何にしろ、放送のことが、先だとばかり。
「………っ…あー……なんだ。今回は俺が全面的に悪かったから。お前のあの判断も悪くなかったと思うし」
「……………来る途中、腐ったものでも食べたの?」
「はあ?」
こう思っても仕方ない。
謝るどころか褒められるなんて。
こんなひぃちゃん見れるなんて、ある意味嬉しいけど、ある意味気持ち悪い。