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暗闇で恋しましょう

第31章 俺とあいつとそしてーー……④

私の言葉に賛同し、答えを紡いでくれる。


しかし、それも途中まで。


ひぃちゃんの体は不意に傾き、倒れ出す。



「!」



慌てて倒れる場所に自分を滑らせ、床にぶつかるのだけは防ぐ。


そんな状態なのに、ひぃちゃんはまだ話そうとしているのか、体に力を入れ起きようとする。



「もういい!もう、大丈夫だから。ひぃちゃん、今日は眠って。ね?」



必死に食い止めれば、ひぃちゃんの手が私の頬に伸び、優しく、暖かく、そしてーー
















愛しそうに、撫でた。

















そのままひぃちゃんは意識を手放したようで、私にかかっていた体重は増量。


私の頬を撫でた手は落ちた。



「……………っ」



顔が、熱い。


心臓が、うるさい。

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