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暗闇で恋しましょう

第32章 遊園地

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着いてしまった遊園地。


ひぃちゃんの気持ちとか思いとか、諸々考えていた私の心中に今あるもの。



すっっっっっっっごく楽しそうなんですが?!



聞こえる悲鳴。


見える様々な遊具。


来ている人達の笑顔。


擬音に表すなら正に“キラキラ”が目の前に広がっていた。



「ひ、ひぃちゃん!なんか、すごい!!キラキラしてる!すごいね!!!」



ひぃちゃんの袖をグイグイ引っ張り、ひぃちゃんを見遣り、ハッとする。


いつもの調子を繕ってるけど、やっぱりどこか顔色が良くない。



「そうだな。俺も久々だし、こんなんだったっけか…………?どうした?」



ひぃちゃんの右手の手首を両手で持ち、後ろに引っ張る私に気付いたひぃちゃん。

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