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ひぃちゃんがどうする気なのか。


でも、止める方法を知らない。


子供みたいな止め方では、ひぃちゃんは止まってくれない。


止まってくれないんだ。


モノは溢れていない。


それでも、情けない顔をしている自覚はある。


だって、見えるひぃちゃんの瞳が戸惑ってるように揺れている。


私の頬にひぃちゃんの手が伸びる。



「………酷いことをしたくて、ここに来たわけじゃない」

「………酷いかどうかは、ひぃちゃん次第だよ」

「はは。正論だ。お前に言われちゃ世話ねぇな………本当に、いいのか？」



いきなり、どうしたんだ、とは聞かないんだね

ひぃちゃん



それは、私が気付いたと、ひぃちゃんが気付いている、から。