斉藤太一です
第5章 似合わないだけ
「斉藤さん…」
「ん?」
「名前…聞きにきたんだけど」
連絡先を交換して
まだ3日しか
たっていなかったのに
君がココに来たのは
もしかして
僕が考えると言った
名前を聞きに来たのかい?
それなら
うれしいんだけど。
「あ…うん
色々…考えたんだけど…
気に入って
もらえるかな…
あ、でも
気に入らなかったら
他のを考えるから
そう言って欲しいんだけど
あの…」
「早く教えて」
「う…うん
あのね
こーゆーのは
どうかな
しずく
とか」
僕は
君の反応が見たくて
カップで
手遊びをする君の表情を
ずっと見ていたんだよ
でも
君はずっと
カップを見つめたままで
しずく
って僕が言っても
目をふせたままで
でも
少し
照れたように笑って
こんな事を
言ったね
「かわいい名前だね
だから
あたしには
似合わないよ」
「ん?」
「名前…聞きにきたんだけど」
連絡先を交換して
まだ3日しか
たっていなかったのに
君がココに来たのは
もしかして
僕が考えると言った
名前を聞きに来たのかい?
それなら
うれしいんだけど。
「あ…うん
色々…考えたんだけど…
気に入って
もらえるかな…
あ、でも
気に入らなかったら
他のを考えるから
そう言って欲しいんだけど
あの…」
「早く教えて」
「う…うん
あのね
こーゆーのは
どうかな
しずく
とか」
僕は
君の反応が見たくて
カップで
手遊びをする君の表情を
ずっと見ていたんだよ
でも
君はずっと
カップを見つめたままで
しずく
って僕が言っても
目をふせたままで
でも
少し
照れたように笑って
こんな事を
言ったね
「かわいい名前だね
だから
あたしには
似合わないよ」