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第11章 最後の夜



結衣「…」

桃子「あっ先輩、やっと戻って来た」

結衣「えっ、何」


部屋に戻ると
偉く上機嫌な桃子が出迎えてくれた
機嫌は直っているようだが
少し様子が変で…


桃子「料理食べながらみんなで飲んでた
んですよ、先輩も飲みましょう」

結衣「料理の写真、ちゃんと撮ったの?
料理の特集もあるんだから」

篤「写真なら撮ったよ」

結衣「!!」


何故、部屋に篤が
だけど落ち着いて見て見ると
部屋には一緒に取材に来た同僚や先輩達
がいた


桃子「二海さんと一緒に仕事出来るのも
これが最後だから一緒に飲もうって誘っ
たんですよ」

結衣「そうなんだ…」

篤「…」

桃子「先輩もほらっ飲みましょ、飲みま
しょ」

結衣「あっ、うんっ…」


飲む気分ではなかったが
酔っ払ってイケイケの桃子に逆らえず
飲む事に…


だけどやっぱり…


結衣「うぅぅ…気持ち悪っ…」


酒豪の桃子に付き合わされ
ダウン寸前に…


桃子「ほらほらっ、飲んで飲んで」

結衣「…」


これ以上
桃子には付き合えず
結衣は隙を見て部屋から逃げ出した


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