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第11章 最後の夜



結衣「少しでもいいからな…」


胸の大きさは
それなりに満足してる
だけど大きくなるなら大きくしたい

お湯に浸かったまま
軽くマッサージしてみるが
変化はない


結衣「そう簡単にはいかないか…」


体も温ったまったし
一度、温泉から出ようとした結衣
だけど…


ガラガラ(ドアが開く音)


結衣「!?」

男性客①「うわぁ、広っ」

男性客②「寒っ」


ここは女湯のはず
なのに男性客が入って来た
急いで湯舟に戻り岩影に身を隠した


結衣「何で…えっどうしよう…」


男性客は
結衣に気づいていない
だけど温泉から出るには洗い場を通らな
いと出られない

でも今、洗い場では
男性客二人が体を洗っていて…


結衣「どうしよう…」


どうする事も出来ず時間だけが過ぎ
限界、ダウン寸前で…


結衣「熱い…もぅ…だっ…」


ついに意識を失ってしまった


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