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第15章 発覚



佐藤「桃子、桃子好きだよ」

桃子「…うんっ」


ビジネスホテルに泊まり
部屋に入るなり何度もキスをした二人
スーツがシワになる事も気にせず
ベッドに倒れ込むと
体を求めた


佐藤「桃子、ちゃんと約束守ってくれて
るんだね」

桃子「偉い?」

佐藤「偉いよ、ありがとう」

桃子「ンッ、チュッ…んっ…ぁつ…」


佐藤とした約束
派手な濃い化粧や香水などは付けない
奥さんや家の事を詮索しない
離婚を強要しない
などなど

どれも不倫がバレないようにする為
自分を守る為の約束


佐藤「桃子、あぁこの匂い、桃子の匂い
大好きな匂いだ…」

桃子「…」


胸元に顔を埋め
子供のように甘える佐藤
そんな彼の左手薬指には変わらず指輪が
こんな時でも彼は指輪を外さない
もちろんセックス時も
決して…


佐藤「桃子、いい…いいよ」

桃子「あっ…うんっ、いい…あぁんっ…
気持ち…良い…」


だけどそれでよかった
今はまだ…


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