嘘
第17章 物語の始まり
それから数日後
創刊パーティーの日を迎えた
男性「遠慮しないで飲んで飲んで」
結衣「あ、いただきます…」
もう何杯目か
わからないほど飲んでいた
お酒は強くないしどちらかと言えば苦手
だけど相手はお得意様
断る事め出来ず
飲んで
男性「おっ、いい飲みっぷりだね」
飲んで…
桃子「先輩、大丈夫ですか?」
結衣「だっ…大丈夫…」
桃子「お水持って来たんで飲んでくださ
い」
結衣「あぁ…ありがとう…」
酔っ払ってしまった
結衣「…うぅ…気持ち悪っ」
水を手に外へ出た結衣
時間も時間だし酔いを醒ましたら
頃合いを見てタクシーで帰ろうと思って
いた
だけど夜風が冷たくて気持ち良く
うとうとしてしまい
結衣は…
結衣「ん…なんか…寝そう…」
眠ってしまった
結衣「…」
桃子「ちょっ先輩、こんなとこで寝ちゃ
ダメですって、先輩!!」
篤「…」