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第4章 同じベッドで



結衣「ベッドの上じゃなくて別の場所で
したいの」

慶一郎「ホテルとか?」

結衣「そうじゃなくて…その…この部屋
引っ越すでしょう?だから最後の思い出
作りに…」

慶一郎「結衣?」

結衣「ベランダに出てしない?」

慶一郎「えっ!?」

結衣「…」


驚いた様子の慶一郎
もちろん結衣の本心ではない
篤との事を気づかれないよう必死に考え
言った事だ


結衣「嫌…だよね…」

慶一郎「あっ違うよ、俺はいいけど結衣
は大丈夫なの?隣の人とかさ…」

結衣「大丈夫、隣の人はいつも帰り遅い
から」

慶一郎「そう…なんだ、じゃあ」

結衣「うんっ…」


緊張と期待に胸をドキドキさせながら
ベランダへ向かった二人

遅い時間とはいえ辺りはまだ少し明るく
もし隣人が帰宅しベランダに出たら
大変な事になる
だけど…


慶一郎「結衣、挿れるよ」

結衣「…ぅんっ…ンッ!!ぁっ…」


欲望は止められなかった


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