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第2章 出会い

黄「すばるくーん」




亮が名前を呼ぶと裏から誰か出てきた





口にタバコをくわえ、長くて、綺麗な黒い髪に伸びたあごひげ





「おう。亮。久しぶりやな」





僕と同じ位の背丈やのに、すごく大人に見える





すごく、カッコええ





黄「こいつが俺の入れ墨見て入れ墨したいって言うんすよ」





赤「ふーん。見た目、入れるようには見えへんけどな。名前は?」





青「ヤス、です」





赤「ヤス、ね。なかなかかわええやん。派手やけど。亮ええのん捕まえたな」





黄「そやろ。あ、すばるくん、デザイン見してや」





赤「ええよ、こっちきぃ」





彫り師って全身に墨が入っててピアスめっちゃ空いてて、怖いイメージがあったけど





すばるくんは右手の甲に墨は入ってるものの他の場所は入れてないようやった

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