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第2章 出会い

黄「すばるくん、もうすぐ終わりやろ?焼肉行こうや!」





トイレから戻ってきた亮がそう言った





赤「ええよ」





黄「ヤスもええよね?」





青「うん」





五時になり、すばるくんはお店を閉めて三人で焼肉屋さんへ向かった





イケメンな亮にクールな見た目で大人びてるすばるくん





の間に挟まれる僕





二人の見た目のおかげかどうか分からへんけど、道が開いて歩きやすい





青「二人でおると目立つなぁ」





黄「すばるくんの見た目がいかついからやで」





赤「俺ちゃうやろ」





青「いやいや、二人ともそうやから…」





呆れて僕が言う





赤「何やろ、一番言われたない奴に言われたな」





黄「そやな、すばるくん」





青「むぅ!僕ちゃうもん!」





しばらく歩いて焼肉屋さんに着いた





ソファー席で僕が奥に座り亮は隣に来た





すばるくんは亮の前に座って相変わらずタバコを吸ってる





青「セブンスター吸ってるんやね」





赤「おん」





黄「俺もセッタやったけど、キツくてやめたわぁ」





亮は今、マルボロを吸ってて僕はメビウスのメンソールの中にカプセルが入ってるやつ






赤「ガキにセッタは早いねん」





黄「ガキちゃうし」





一服し終わり、亮が適当にお肉とかご飯を頼んでた





考えてみれば、すばるくんも関西出身みたいやなぁ





直接聞いたわけちゃうけど、関西弁やし、なんかすばるくんって色々謎

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