テキストサイズ

第6章 一歩

青「僕、二浪してるからね」




「あ、そうっすか」




青「君は何年生?」





「俺は二年です」




学年的には一個上か…




青「なんか年下より学年下って違和感感じるなぁ」





「え?あぁ、そうですね」





タバコを吸い終わり、イチゴオレの入ったパックを持って喫煙所を出ようとした





「あの!」





青「ん?」





「名前…教えて下さい」





青「名前?ヤスっちゅーねん。よろしく」





「お、俺っ、大倉忠義です」





青「大倉くん、ね。分かった。またな?」





イチゴオレの入ったパックをゴミ箱に捨てて大学を後にした

ストーリーメニュー

TOPTOPへ