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第6章 一歩

学校では極力誰にも関わらんようにした





入れ墨がバレたくない。何より…





青「あかん…」





たった、二個三個しか離れてへんのに全く話題が掴めへん





何?チャットって?





自分の携帯を出してみる





周りはシュッシュッってしとるけど…





青「パカパカ…」





時代を感じた





青「ふぁぁ…」





結局タバコはやめられず喫煙所で時間つぶし





次の授業まで一時間空くし、僕次受ける授業嫌やなぁとか思いながら折れそうな灰をとぐ





「ヤス…さん?」





青「あ、大倉くん」





喫煙所に入ってきたのは大倉くん





緑「このあと、授業ですか?」





青「おん、一時間空くけどね」





緑「ホンマですかっ?俺も!どっか行きません?」





突然の誘い





青「でも、僕この辺分からへんし…」





緑「俺もですよ。大阪からきたばっかやし」





そっか、ヨコちょや雛ちゃんがおるせいか大倉くんが関西弁なのに気ぃつかんかった





僕って、相当なアホやん

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