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第7章 彼

青「なぁ、雛ちゃん…?」





紫「ん?」





雛ちゃんも部屋から出ようとしたから呼び止めた





青「…ヨコちょと付き合って何年?」





紫「んー、出会ったんは小学生で付き合ったんは高校やから…もう10年近くになるんちゃうかな。どしたん?知ってるやろ」





青「でも、気になってもうて…」





紫「そか。しんどいならいつでも弱音吐いてええねんで?」





青「ありがと、雛ちゃん」





頷いて雛ちゃんは部屋を出た





青「…亮」





右肩から腕にかけて彫ってある龍を握った

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