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第8章 揺れる

青「え…?」





緑「亮ちゃん来れへんねやろ?それにヤスにとって親同然っていう人も…俺も酒飲んでてバイクで送ることできひんしさ」





青「でも…」





緑「ええって。な?」





大倉くんにそう言われ、僕は頷いた





緑「決まり。シャワー先に浴びてきて。俺その間に布団と服用意しとくから」





青「でも…」





さすがにそれは申し訳ない





緑「そこは可愛く言うこと聞いておきや。姫」





僕の頭を撫でて微笑んだ大倉くん





青「っ//」





不覚にもその大倉くんにときめいてしまった





青「ふぅ…」





結局シャワーを借りることに





あんなん言われてもうたら言うこと聞くしかないやん…





亮みたいに僕を姫と例えた





お風呂場にある鏡に写る自分





間違いなく男の身体





青「何で姫やねん…」





ちょっとムスっとしてシャワーを止めた

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