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いつか手をつないで歩こう

第6章 クリスマスの夜


12月24日Xmasイブ。
私は唐揚げをしたり、クリスマス仕立てのおしゃれな料理を作ったりと、忙しいながらもルンルンしてキッチンに立っていた。


しばらくすると

「ただいまー、買ってきたよ」

浩輔が帰ってきた。


「お帰りなさい。わぁー!いつもありがとう」

「うん」


浩輔はクリスマスケーキと、素敵なアレンジメントフラワーを抱えていた。

クリスマスにはいつもお花をくれるんだ。


それは私が何より大好きだって、知っているから。

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