悪魔的ドクター
第7章 心配
泥棒じゃなくて良かったよ…。
今思えば
オートロックなんだから
泥棒なんて入れないか…。
そう考えれば
こういうマンションは
女の1人暮らしとかに向いてるのかもしれない。
ソファの背もたれに頭を乗せ
目を閉じている先生に
あたしは質問を投げ掛けた。
「今日は帰り早かったんですね」
すると先生
「あんまり遅いと、誰かさんが泣くからな」
目を閉じたまま返事をする。
それは間違いなく
あたしのせいって事ですね。
申し訳なく思い
せめてものお詫びに気を使う。
「何か飲みます?」
ここ先生の家だけど。
「じゃあコーヒー」
「了解です」
キッチンへと向かい
棚からコーヒーメーカーを取り出す。
同じ棚からは
多種類のコーヒー豆が置いてあり先生のこだわりがよくわかる。
すごく好きなよう。
本格的にコーヒーメーカーで作ると、カップに注ぐ。
ミルクと砂糖と一緒にお盆に乗せて、リビングへと戻った。
「お待たせしました…」
「あぁ」
ソファに近付いたと同時に
急に先生は立ち上がり
あたしからコーヒーを受け取り
一口も飲まずにテーブルに置いてしまった。
何か間違えた?
今思えば
オートロックなんだから
泥棒なんて入れないか…。
そう考えれば
こういうマンションは
女の1人暮らしとかに向いてるのかもしれない。
ソファの背もたれに頭を乗せ
目を閉じている先生に
あたしは質問を投げ掛けた。
「今日は帰り早かったんですね」
すると先生
「あんまり遅いと、誰かさんが泣くからな」
目を閉じたまま返事をする。
それは間違いなく
あたしのせいって事ですね。
申し訳なく思い
せめてものお詫びに気を使う。
「何か飲みます?」
ここ先生の家だけど。
「じゃあコーヒー」
「了解です」
キッチンへと向かい
棚からコーヒーメーカーを取り出す。
同じ棚からは
多種類のコーヒー豆が置いてあり先生のこだわりがよくわかる。
すごく好きなよう。
本格的にコーヒーメーカーで作ると、カップに注ぐ。
ミルクと砂糖と一緒にお盆に乗せて、リビングへと戻った。
「お待たせしました…」
「あぁ」
ソファに近付いたと同時に
急に先生は立ち上がり
あたしからコーヒーを受け取り
一口も飲まずにテーブルに置いてしまった。
何か間違えた?