悪魔的ドクター
第2章 合コン
「友達に誘われたから…」
「誘われたから酒飲むのか?煙草吸うのか?」
「そういう訳じゃないけど…」
淡々と話す先生は
冷たくて怖かった。
「未成年だけど…お酒くらい高校生でも飲むし…。あたしは煙草吸わないから…」
あたしは先生と目を合わせず
曖昧な答え方をした。
「そういう問題じゃない。煙草はまわりが吸ってれば、その煙が体に悪いんだ」
『そんな事もわからないのか』と先生は呆れていた。
言われなくてもわかってる。
でもそんな言い方しなくてもいいと思った。
止まらない先生の説教に
徐々に苛立ちを覚え
今の先生の唯一の弱味を
ちょっと突っ込んでみた。
「先生こそ…医者が合コン来ていいんですか?それも相手が患者だし。バレたら怒られますよ?」
だが先生はまったく表情は変わらない。
それどころか…
「だから?」
先程より怒っている様子…。
開き直っているのか
諦めてるのか…
まったく動じない。
「今はお前の事を言ってるんだ。話を逸らすな」
そう言いながら腕組みを解き
あたしに近付く先生。
…何?
「誘われたから酒飲むのか?煙草吸うのか?」
「そういう訳じゃないけど…」
淡々と話す先生は
冷たくて怖かった。
「未成年だけど…お酒くらい高校生でも飲むし…。あたしは煙草吸わないから…」
あたしは先生と目を合わせず
曖昧な答え方をした。
「そういう問題じゃない。煙草はまわりが吸ってれば、その煙が体に悪いんだ」
『そんな事もわからないのか』と先生は呆れていた。
言われなくてもわかってる。
でもそんな言い方しなくてもいいと思った。
止まらない先生の説教に
徐々に苛立ちを覚え
今の先生の唯一の弱味を
ちょっと突っ込んでみた。
「先生こそ…医者が合コン来ていいんですか?それも相手が患者だし。バレたら怒られますよ?」
だが先生はまったく表情は変わらない。
それどころか…
「だから?」
先程より怒っている様子…。
開き直っているのか
諦めてるのか…
まったく動じない。
「今はお前の事を言ってるんだ。話を逸らすな」
そう言いながら腕組みを解き
あたしに近付く先生。
…何?