悪魔的ドクター
第11章 決着
さてと…
「咲桜ちゃん、どうしてここがわかったんだ?」
「それは…」
言いづらいらしく
俺と目を合わせない。
まぁ粗方『後をついて来た』ってとこだろうけど。
それより問題は…
「なぜあんな危ない事したんだ」
ナイフを持って向かってくる男の前に現れるなんて…
死にたいのか?
「…ごめんなさい。でも、先生が刺されると思って…」
「あのなぁ。護身術くらいは知ってるから。ナイフを持つ事自体にビビる男に殺されません」
「…ごめんなさい」
だがまぁ…
彼女は俺を守ろうとしてくれたんだよな。
自分が1番怖いはずなのに…
「危ない事したのは宜しくないが助けてくれたのは確かだ。…だから、ありがとう。」
咲桜ちゃんが目を丸くして驚いているんだが…なぜ?
このタイミングで礼を言うのは
おかしかったか?
それとも俺が礼を言うのが
おかしいのか?
まったく失礼な。
「帰るぞ」
「ねぇ…先生?」
「ん?」
「さっきの警察官は…知り合いなんですか?」
「咲桜ちゃん、どうしてここがわかったんだ?」
「それは…」
言いづらいらしく
俺と目を合わせない。
まぁ粗方『後をついて来た』ってとこだろうけど。
それより問題は…
「なぜあんな危ない事したんだ」
ナイフを持って向かってくる男の前に現れるなんて…
死にたいのか?
「…ごめんなさい。でも、先生が刺されると思って…」
「あのなぁ。護身術くらいは知ってるから。ナイフを持つ事自体にビビる男に殺されません」
「…ごめんなさい」
だがまぁ…
彼女は俺を守ろうとしてくれたんだよな。
自分が1番怖いはずなのに…
「危ない事したのは宜しくないが助けてくれたのは確かだ。…だから、ありがとう。」
咲桜ちゃんが目を丸くして驚いているんだが…なぜ?
このタイミングで礼を言うのは
おかしかったか?
それとも俺が礼を言うのが
おかしいのか?
まったく失礼な。
「帰るぞ」
「ねぇ…先生?」
「ん?」
「さっきの警察官は…知り合いなんですか?」