悪魔的ドクター
第12章 姉弟
「本当に来たのかよ…」
「え~いいじゃん。咲桜ちゃんも見たかったんだし」
「そういう問題じゃねぇよ」
気まずい…。
あたし
ちょっと席外した方がいいかな?
うん
空気読まなきゃだよね。
忍び足で自分の部屋へと戻ろうとした時…
「あ、咲桜ちゃん、ちょっと待って」
なぜか先生に止められた。
「コイツの紹介が遅れたな。コイツは…」
先生が紹介する前に
その女性が口を挟んだ。
「あたしは小出椿(こいで つばき)。旧姓、速水椿で~す」
・・・・・・速水?
それって…
「まさか…」
「翔灯の姉で~す♪」
姉弟かいッッ!!!
そういうオチなのね…。
心配して損した。
って
べ、別に変な意味じゃないよ!?
ちょっとだけ…
ほんのちょっとだけ
安心した。
先生と男女の関係がないって
わかったから…。
それにしても
姉弟にしては似てないよ?
顔も性格も…。
みんなそんなもん?
「咲桜ちゃん?」
「えッ」
「どうした?」
「いえ!なんでもないですッ」
いかん。
ボケーッとしていた。
「え~いいじゃん。咲桜ちゃんも見たかったんだし」
「そういう問題じゃねぇよ」
気まずい…。
あたし
ちょっと席外した方がいいかな?
うん
空気読まなきゃだよね。
忍び足で自分の部屋へと戻ろうとした時…
「あ、咲桜ちゃん、ちょっと待って」
なぜか先生に止められた。
「コイツの紹介が遅れたな。コイツは…」
先生が紹介する前に
その女性が口を挟んだ。
「あたしは小出椿(こいで つばき)。旧姓、速水椿で~す」
・・・・・・速水?
それって…
「まさか…」
「翔灯の姉で~す♪」
姉弟かいッッ!!!
そういうオチなのね…。
心配して損した。
って
べ、別に変な意味じゃないよ!?
ちょっとだけ…
ほんのちょっとだけ
安心した。
先生と男女の関係がないって
わかったから…。
それにしても
姉弟にしては似てないよ?
顔も性格も…。
みんなそんなもん?
「咲桜ちゃん?」
「えッ」
「どうした?」
「いえ!なんでもないですッ」
いかん。
ボケーッとしていた。