悪魔的ドクター
第1章 再会
風邪をひいたら
普通は内科に行くものだけど
あたしは呼吸器内科。
もともと気管支が弱く
ウイルスやアレルギー等で
炎症を起こしやすいみたい。
だから風邪ひいた時は呼吸器も診てもらわないといけない。
喘息や肺炎の併発を防ぐ為に。
待合室に到着し
椅子に座って呼ばれるのを待っていると、看護婦さんに呼ばれた。
案内されたのは
3つの扉のそれぞれに
A・B・Cと記されたうちの
Aと書かれた診察室。
「失礼します…」
入ってすぐ
眼鏡を掛けた白衣姿の若い先生と目が合った。
彼は
【速水翔灯】先生。
(はやみ かざと)
あたしが高校生の時は
まだ研修医だった。
主治医の先生の助手をしていて
よく話もしたけど。
まさか白衣を着るほど昇格していたとは…。(失礼すぎです)
あの時は確か24歳。
だからたぶん
今は27歳くらい。
そんなに若いのに医者って…。
普通は内科に行くものだけど
あたしは呼吸器内科。
もともと気管支が弱く
ウイルスやアレルギー等で
炎症を起こしやすいみたい。
だから風邪ひいた時は呼吸器も診てもらわないといけない。
喘息や肺炎の併発を防ぐ為に。
待合室に到着し
椅子に座って呼ばれるのを待っていると、看護婦さんに呼ばれた。
案内されたのは
3つの扉のそれぞれに
A・B・Cと記されたうちの
Aと書かれた診察室。
「失礼します…」
入ってすぐ
眼鏡を掛けた白衣姿の若い先生と目が合った。
彼は
【速水翔灯】先生。
(はやみ かざと)
あたしが高校生の時は
まだ研修医だった。
主治医の先生の助手をしていて
よく話もしたけど。
まさか白衣を着るほど昇格していたとは…。(失礼すぎです)
あの時は確か24歳。
だからたぶん
今は27歳くらい。
そんなに若いのに医者って…。