
R:ラブデビゲ
第5章 熱と緩流
「入川さん…?」
「////――――――…」
私は、目の前の小笠原先輩に……緊張したが……
デビの変化だと―――――…
思うと……
涙が出て……
目の前の小笠原先輩の顔をしたデビに―――――…
力無く――――…
パンチをした…
「い入川さん…?僕ですよ…小笠原ですよ……」
「違う…違うもん!!
やっぱり…デビだもん―――…」
私は、クラクラした状態で弱々しくパンチをつづける…
すると…小笠原先輩は、めんどくさそうな顔をして…
ゆっくり…霧に包まれ…
元のデビに戻った――――…
「んっだよ!!麻実の…願いを叶えてやろうとしただけだろ〜が!!
弱いが…パンチされる筋合いはね〜ぞ!バーカ!!」
