
R:ラブデビゲ
第5章 熱と緩流
私は、ボロボロと涙を流しながら……
火照る体をデビに…押し付けた!!
「違う…違う――――――…
今―――…私は…デビに…デビに会いに走ってきたの!!
だから……デビが…いいのに…
なんで!…小笠原先輩になるのよ――――――――…
違う……もん…
デビの朝のキスを―――…思い出したら…
こ〜なったんだもん!!」
私は…デビの胸の中で―――…
沸騰する感情を…ぶつけた…
小笠原先輩は……関係ない…
今は……
「////麻実…お前―――…
マジで言ってるのか?」
私は、体から溢れる精に…
自分を見失いそうだった――…
「デビ――――…キスして」
これは…悪魔の罠だ―――…
毎日…毎日…毎日――――…
キスをした…呪い…
体が…悪魔を―――――…
求めちゃう…呪い…
「麻実―――――――…」
チュッ―――――…チュプ…
「んっ…ン…はぁ―――…」
唇が重なる――――――…
ほら…私は――――――…
悪魔を…欲してしまう……
