
R:ラブデビゲ
第5章 熱と緩流
た…確かに…
ガリガリ…の体――――…
筋肉バカなお兄ちゃんは…置いておいて…
細く見えるデビだって…
実はがっしりしてて…男らしい体をしているし…
俗に言う…細マッチョ?ってやつなのよね…
あれ?デビって良い体をしてるって―――――…
私…な…何///…考えてるんだろ…
「麻実?何、赤くなってんだよ!つーか、ガキ!まだ半裸かよ!服着ろバーカ!!」
「ガキじゃないです!!長内です!
阿久津先生が脱がせたんじゃないですか〜〜〜〜!」
長内君は、コソコソと服を着始めた!!
「でも…その本があるなら…
おまじないで…悪魔呼べばよかったんじゃないの?」
長内君は、本を開き……ため息をついた―――――…
「僕が…何度やっても…
悪魔様は来てくれなかったんですよ!!
なのに…
一回借りただけの…入川さんに…召喚できるなんて!!
何で――――…僕の呼び掛けには…来なかったんでしょう…悪魔様…」
