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R:ラブデビゲ

第6章 純愛と勇気

――――――――…



「――――…いっ…痛…?
あれ?俺…何でここで寝てるんだよ!!

あれ?及川に長内……何…何でここいんの?


あれ!パン!潰れてるし!意味解んね〜!!」







麻実が…阿久津先生と…屋上に向かって数分――――…




学校が揺れた気がした……



「大吹…寝不足か?」


「マジで寝てたわ〜!!」



大吹は、私が蹴り飛ばした肩をさすりながら…


教室に戻った―――――…



「…リナさん…まさか…入川さん―――――――…」





私と、長内は―――――…


記憶がある!!


なのに…大吹やさっきまで阿久津先生とのやり取りを騒ぎたてていた生徒達が…何もなかったかのように…


散っていく――――――…




「…ま…麻実!?」


私は、屋上へ走り出した!!




「ぼ、僕も行きます!!」



長内も私の後にヨロヨロと付いて、立ち上がった!!

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