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R:ラブデビゲ

第9章 好きと憧れ


「――――…お…起こしてよ…」


デビは、空いているティーセットに紅茶を入れると…私に差し出す…



「飲め」



「あ…ありがとう…



変なの入ってないよね…」




「チッ!可愛くね〜な」



私は、笑いながら紅茶を飲んだ…


空腹の胃に…スーっと…優しく流れ込む…



悪魔のくせに…
紅茶を入れるのが丁寧…





「――…オイシイ…」



デビは、ティーセットを片付けながら…フッと笑った…



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