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R:ラブデビゲ

第9章 好きと憧れ


―――…

帰り道は…無言だった――…




ショック……と、言えばショックだが…



責められ…
喘いでいる小笠原先輩が…




綺麗だったのも…事実――…



しかし…男同士…って…初めて見た――――…



いや…AVとか…マジマジ見たことないから…


事実…エッチなシーンを見たのは初めて…




え…あれ?私も…デビと…あんなに…恥ずかしい事してるの?


ややや…やっぱり他人に見せる行為じゃないよね!!


キャー!!あんなにのけ反るの?


あんなに…喘いでるの?




「おい、麻実…」


「はっ!ハイ?!」



私は、デビに話しかけられてビクッとした…



「小笠原のヤロー…ホモだったな…

ど〜よ、失恋した気分は…

相手が生徒会長とは…小笠原もすみに置けないなぁ」


デビは、私を肩をグッと引き寄せると――――――…

なだめるかのように…その肩を優しく撫でてくれた―――…




「―――…ぁ…うん…

失恋――――…なのかな?やっぱり…

最近は……ホントに、小笠原先輩が好きなのかな?って疑問とか…あったんだけど…

やっぱり…好きだったし…憧れていたから…


これは…失恋か―――…?」



デビを見上げると…


ふ〜ん…と…違う方を見て…チッと舌打ちをした…





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