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R:ラブデビゲ

第10章 悪魔と天使

「猫の舌って…ざらついてて…ゾワゾワすんだろ…

気持ち良さそうな顔しやがって…


何を思ったか…言えよ―――…」



た…確かに…
ゾゾ――――…ってする…



猫の舌って…き…気持ちいい…


「///デビ…の…バカ…」


ぺちゃ…くちゅ…ペロン…ペロ




「――――…お仕置き…噛んじゃお〜っと…」



デビがあ〜んと…口を開き…



私の小指にカプンとかじりついた――――――!



「いっ!痛い――――!」







コンコン!!



「麻実〜?開けるぞ…」



「///お、お兄ちゃん!?」


私は、慌ててかじられている指を引っ込める!!


!っと!小指がデビの牙にひっかかり…少し切れた!!



「痛っ〜〜〜い…」




「麻実?どうした?開けるぞ!」




修汰が私の部屋のドアを開ける!!




「チッ!ムカつくな…この兄貴は!!」



チッと舌打ちするデビが…私の足元に身を隠す―――…


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