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R:ラブデビゲ

第10章 悪魔と天使

何ヵ所か施設を見て―――…


特別音楽室に向かう――…


次は、クロイツ学園自慢の合唱部の見学―――…



そこに向かう途中…


私は図書室をみかけた…




“天使か神を降臨させる本が有るかもよ!?”




長内君の言葉を思い出す…



私の…寿命…



天使なら―――――――…








いや…




悪魔と一緒にいたいからって…



都合が良すぎる……





私は…
グッと拳を握る―――…









「入川さん…


図書室―――…気になりますか?」




後ろから上城さんに声をかけら…


私は、ビクン!と肩を硬直させた――――――――…





「少し…ですけど…」






列は…大分前に進んでいた…





「我が校の合唱は…素晴らしいのですが…

図書室のラインナップも素晴らしいんですよ…


入川さん…見てみますか?」




「――…え…いいんですか?」





私は、上城さんの綺麗な姿と声に――――――――…



自然に導かれていた――…


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