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R:ラブデビゲ

第10章 悪魔と天使

「ええ――――…導くき…救う…

私は…ミカエルの瞳(アイ)に誓ったのです…


道を外れた羊を…正しき道へ…戻すと――――――…」



「――…上城…さ…ん」



上城さんは…私の顎をクイッと上にあげると…



哀れみの目で私を見つめる…



「悪魔と…契約などして…
さぞ…辛かったでしょう…


命が…すり減り…すでに―――…」



「―――…ち…が……ぅ…」



やばい――――――――…


意識が……




「はじめ――――…麻実を脱がせ…


祭壇に――――――――…」




「はい…」






や…脱がす?な……なぜ…




「……麻実の精は…悪魔と繋がっているのでしょう……



断ち切らねば―――――…」






「―――――…や…め…て」




力が入らない体で…私は…

上城さんの腕を何度か振り払う…



「悪魔と決別しなければ…貴方は――――――…悪魔に殺されるのですよ!!」



上城さんは…当たり前のように…私を…脱がせていく――――――――――…



「――――…デビと…離れるなんて……い…や…」




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