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R:ラブデビゲ

第10章 悪魔と天使

「さぁ――――――…

神のお導きが…有らんことを…」



ミカエルの瞳…アイは…祭壇に横になる私を見つめ…


フフフ―――――――…と笑う…




「……な…何を…するの…」






「――――…魂を救うのです」





そう笑いなが…私の体に触れる…ミカエルの瞳…



私は…抵抗できずに――――…





唇を噛む―――――――…



「悪魔との…精を…断ち切って…あげましょう――――…


これは…神の意識です…



はじめ―――――…この羊を救えたら…



お前の望みも――――…



叶うだろう――――――…」





アイが…私の肌に…唇をつける…





ゾゾゾ――――――――…



違う…違う―――――――…



これは…これは――――…





嫌だ―――――――――…



「や――――…だ……

止め―…させ――…て…上城…さん…」




私は…
必死に抵抗する―――――…



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