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R:ラブデビゲ

第12章 傷口と恋心

「―――――…ったく…」


私の呟きを聞いたデビは…


私の瞳に溜まる涙を舌で舐めとると…



青白い靄で修汰全体を包んだ―――――――――…



「―――……Zzz・・・・」




私の…恥部に顔を寄せていた修汰から…



寝息が聞こえる――――…?



「///――――…っえ!?修汰!お兄ちゃん?!」



すると…私の股の間で…修汰が居眠りを始めた―――…



「麻実の…おねだり聞いてやるよ…」



「///えっ…あ…あれ?」


そう言うと…



私をひょいっとお姫様抱っこし!!ベッドに降ろす…


「////!えっ…うそ…」



床では…だらしない顔で寝ている修汰が…

デビの魔力で倒れているみたい――――――…



「!!デビ?修汰に…何をしたの?!大丈夫…なの?あれ!」



すると…私の上に…覆い被さるデビが…ニヤリと笑う…


「――…麻実がおねだりする人物は…俺様だけで十分だろ?

修汰は、動けない俺の代わりによく頑張ったよ!

妹を汚辱するとか――――…悪魔もゾクゾクする場面が見れた」



「////…へ…変態……」




私の…“変態”って言葉が終わるかどうかの瞬間に…
デビの唇に…言葉を遮られる




「ん!!んんん〜〜〜!」

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