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R:ラブデビゲ

第13章 取引と欠片



久しぶりに開く――――…


図書室のドア―――…




ゆっくり開けると…



図書委員がカウンター奥で…

本の整理をしているのか…
背中が見えた―――…




雨の日の図書室は…利用者が少ないのか…


一人…二人…




私は、本棚へ歩く…


薄暗い…図書室…


節電対策で…


全体的に暗い――…






私は、“おまじない”の本を手にした本棚の前に来ていた…




……ここで…


運命の様に手にした…本…





あの時は…


小笠原先輩を追いかけて―――…



無我夢中だったなぁ…








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