R:ラブデビゲ
第13章 取引と欠片
ちゅく…ちゅ―――――…
ああぁ――――…ホントに厄介だ…
麻実の気持ちは解る―――…
俺も……もやもやした気持ちが…強くて…
胸が…チクチク――――…するから…
“命をあげてもいい…”
このセリフ…
麻実には言わせたくない―…
俺は、麻実の唇を強く…貪る―――…
「んっ!あっぁ……ふぁ!」
麻実の唇が…
俺を求め動くよりも多く…
俺は麻実の唇を求めている…
相性がいいから…
気持ちいいから…
アホな所が可愛いから…
自分より…他のやつを考えちゃう、お人好しだから…
俺を…繋がる前から…好きだと…言うから―――――…
俺を求めるから…
だから…命よりも―――…
麻実の気持ち…体…全てに触れてみたくなった―――…
触れてみたら―――――…
感じてみたくなった―――…
感じてみたら―――――…
手放したくなくなった―――――…
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