R:ラブデビゲ
第15章 静けさと嵐
――――…
「――――…はぁ…はぁ…
麻実…―――――ったく…」
俺の、熱を受け止め……
意識を手放す麻実を抱き締める――――――…
最近の麻実は…
イクと―――――…
軽く…意識を手放す――…
まだ…麻実の中で…小刻みに震える俺は―――――…
麻実の、汗でくっついている前髪を指で流し―――――…
現れたおでこにキスをする――――…
「はぁ……意識ね〜のに…
まんこ…ヒクヒクさせ過ぎ…」
俺達は、余韻を楽しむかのように…ぴったり体を密着させた――――――――…
「――――で、お前に覗きの趣味があったとはな…
神様も、さぞお嘆きになるだろ〜よ…」
「―――…あら、バレてた?」
麻実から視線を外し…
窓の外を見つめる――――…
外には…電信柱に一羽のハトが停まっている…
暑いから窓を開け、開放感を味わいながらセックスを楽しんでいた俺たちを…
ヤツは、じ〜っと覗いていた…
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