R:ラブデビゲ
第15章 静けさと嵐
と――――――…次の瞬間!!
デビは、私をお姫様抱っこし―――――…
黒く!大きな翼を広げた!!
人の目が、集中したが!デビは、なんのためらいもなく…地面を蹴り―――――…
空へ――――――――…
「ギャヤァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
私は、地面がどんどん遠ざかる感覚に!必死にデビにしがみつく!!
「うっせ〜〜〜〜な!素人か!」
「素人もなにも!!空、飛んだの初めてよ!!」
私は、涙目でデビに突っ込みを入れる…
「こ…怖い〜〜〜〜!!」
「怖いなら、目を閉じて………落ちないように抱きついてろ…」
私は、必死にうなずき…
デビにしがみついた―――…