R:ラブデビゲ
第2章 需要と供給
「―――…ゴメン…デビ…
言い過ぎた…
大事な…ダイヤ…なんでしょ?
文句言って……ごめん――…」
私は、うつむき……
素直に謝った―――――…
家系に伝わる…宝石……
趣味悪いとか言ったのは……
私が悪かった……
「…ふん……解りゃ〜いいんだよ…
それに…俺と麻実を繋ぐ役割もそのピアスがしてる…
どちらか一方が強く思うと…
相手に伝わる――――…便利な機能付きだ!!
微弱だが…お前の精が…これを通じで俺に流れ込むが…
魔力の大・小は、麻実の精の量だから……大きい魔力の時は…直接もらうからな!!」
私は、耳のピアスを触りながら……
精が微弱でも…吸いとられている事がわかり……
不安になる……