R:ラブデビゲ
第2章 需要と供給
私は、ダッシュで教室に戻り―――――――…
授業を受けた―――…
授業の合間の休み時間は、見事にデビの話題で盛り上がる女子達―――――…
他の教室でも、受けがよかったのか…
悪魔崇拝者はどんどん増えていった!!
「まったく!!あの、チャラ悪魔のどこが良いのよ!!
みんな暗示にかかりすぎ!!」
私は、カリカリしなが今日一日を過ごした!!
ピアスは、デビの言うように…他の子には見えていないらしく……
ホッとした―――――…
ピリ……ピリッ…
「いっ…痛い!」
ピアスにピリリ―――…っと、痛みが走った――――…
「麻実?どうしたの?」
歪んだ表情に気がついたリナちゃんが…私の肩に触れた――――――――――…
だが――――――――…
痛みは――…直ぐに消えた!!
「あれ?…もう、痛くない!」
「やだ〜…静電気?ビックリさせないでよ!」
ごめん、ごめん…と、リナちゃんをなだめ―――――…
私達は、下校の準備を始める―――――――…
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