R:ラブデビゲ
第2章 需要と供給
リナちゃんと教室で別れ…
私は、図書室に向かった…
一週間前は…
小笠原先輩の後をつけて行った図書室……
初めて入った…あのドキドキと不安を…思い出す…
ピリッ――…「痛い!」
また…まただ…ピアスが…
が――――――…また、直ぐに痛みが消えた―――…
そう言えば…デビが言ってた…「定着してきた…」って…
まだ、ピアス事態…不安定なのだろうか…
まっ…他の人に見えないのだ…
痛がっても…信じてもらえない…
痛みは直ぐに消えるし…
まっ…いいか?!
私は、図書室のドアをゆっくり開けた――――――…