R:ラブデビゲ
第3章 秘密と戸惑い
「なぁ〜もっと、よこせよ!
生娘じゃね〜んだからよ!!
ヤッちまえば、でっかい魔力使えるんだぜ?
あの、小笠原先輩だって、振り向かせられるんだぞ?」
デビは、私の唇に指を伸ばし…怪しく笑う――――…
この〜〜…エロチャラ悪魔!!
「///何で!お、小笠原先輩の事、知ってるのよ!!」
私は、伸ばされた指をペチンと叩き!!焦る――――!!
「はぁ?バレバレだから!
学校に入った途端に…“小笠原先輩!小笠原先輩!”って!!目がハートなんだよ!キモイ!!」
「キモイって何よ!!
初めて!好きになった人なの!!見てるだけでも幸せなんだから―――――…」
デビは、ふ〜ん…と、そっけなく布団をかぶった…
「///も…もぅ…デビには、関係ないじゃん……」
私は、、ベッドから抜け出すと……パジャマを脱ごうとして―――――――…
手が止まる――――――…
「デビ、着替えるから…部屋から出てよ……」
振り返りベッドのデビを見ると――――――…
「にゃ〜だね!(いやだね)」
と、黒猫姿でベッドの布団から顔をだしている…
「!!出てけ!エロ猫!」