R:ラブデビゲ
第3章 秘密と戸惑い
ドックン――――――…
ドクン…ドクン………
あ……苦しさが………
消えていく――――――…
暖かい…暖かい――――…
「…デビ―――…大丈夫?」
「―――――…麻実…」
暖かいぬくもりが…俺を包む……
抱きしめられているだけで…
俺の中に精が……流れてくる…
甘い……香り…
甘い……麻実の……精…
「…麻実…キス―――…して」
「///だから…自分からは…恥ずかしいって…言ってるじゃない!!」
ほら…こいつは…
可愛げない言い方する…
健気に…“はい”って…うつむけよ……
「///でも…ツラい…なら…しょうがない……///」
……ふっ…
何が“しょうがない”だよ…
麻実だって……
キスしたい癖に―――――…
つ―――…ちゅ…
チャク――――――――――…
ああああああ……
甘い…うまい―――――…
やばい……
俺は、麻実の……精しか……
受け入れられないのかも――…
ちゅく…チュク、ヌチュ…
「はっぁ…麻実――――…
麻実―――…まみ…まみ」
俺は…飢えた獣のように…
麻実の唇を…求めた―――…
旨い―――――…もう…
他のは…食べれない…と…
実感していた―――――…
何故…他の女はダメなのかは……
――――…俺には解らない…